ナイジェリア北部で、シーア派追悼行事に参加した3名が殉教(動画)
(last modified Sun, 30 Aug 2020 09:43:20 GMT )
8月 30, 2020 18:43 Asia/Tokyo

ナイジェリア北部カドゥナ州の中心都市カドゥナで、シーア派の追悼行事に参加していた群集が治安部隊に襲撃され、3名が殉教しました。

アルアーラム・チャンネルによりますと、カドゥナでの追悼行事の参加者らは、治安部隊の襲撃を押し切る形で行事を強行し、この中で参加者3名が殉教したほか、数十名が負傷しました。

カドゥナをはじめ、ザリア、ソコトなどのナイジェリアの各都市では、追悼儀式の参加者の行列が、政府側の制限措置を押し切って街頭に繰り出しています。

ナイジェリアでは、イスラム暦のモハッラム月の9日(タースーアーの日、アラビア語で数字の9の意)および10日(アーシュラーの日、数字の10の意)にちなんで、シーア派3代目イマー・ホサインの殉教を追悼する独自の儀式が開催されています。

また、参加者の一部は献血に参加するとともに、ナイジェリア政府に対し、同国のイスラム運動の指導者ザクザキ師の釈放を求めました。

 

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