米国家行動衛生評議会、「イラク・アフガンから帰還した米兵の30%に精神疾患」
9月 07, 2020 02:41 Asia/Tokyo
米国家行動衛生評議会が、「イラクとアフガニスタンから帰還したアメリカ兵全体の30%が、精神疾患を抱えている」としました。
イルナー通信によりますと、同評議会は「アフガニスタンとイラクに派遣されていたアメリカ兵のうち、73万人が精神疾患を抱えており、彼らの多くが事件後のストレスやPTSD(心的外傷後ストレス障害)や激しいうつ病に見舞われている」と発表しています。
この報告によれば、1日あたり平均して22人のアメリカ兵が自殺をはかり死亡している、とされています。
これに先立ち、アメリカの新聞ニューヨークタイムズも、アメリカ兵の間での自殺件数が増加傾向にあると報じていました。
軍事評論家によれば、2013年から2017年までの期間に、4万5000人以上のアメリカ兵が自殺しており、この統計は2018年は1日あたり24人に達しています。
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