米国の反人種主義デモで、警察が催涙ガス 参加者に異常症状
9月 07, 2020 12:55 Asia/Tokyo
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アメリカでの人種主義抗議デモ
米シアトル市で行われた人種主義抗議デモで、警察側が取り締まりに催涙ガスを使用し、デモ参加者らに異常な症状が現れています。
アメリカの公共ラジオ NPR 系列のシアトルの公共ラジオ KUOWは、「人種差別に反対する運動BLACK LIVES MATTER(黒人の生命は大事だ)の支持者らによるデモが開催されたの開催場所の近辺にいた住民、レポーター、抗議者ら10名以上に、催涙ガスを吸引した後、異常な症状が現れている」と報じました。
医学専門家らも、「アメリカの警察に普通に使用されている化学物質は、いわゆるCSガスとして知られる、戦争用に開発されたガスである」として警告しています。
今年5月25日、米ミネソタ州で黒人男性ジョージ・フロイドさんが白人警官により惨殺されて以来、全米各地で警察の人種差別に抗議する市民デモが展開されています。
アメリカの警察や治安部隊は、トランプ米大統領の命令により、抗議する市民の鎮圧に乗り出しており、抗議者に対し催涙ガスの噴射や殴打、逮捕拘束など、強制排除の姿勢を打ち出しています。
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