アメリカ、対イラン制裁復活への国連事務総長の反対に不満
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アメリカのクラフト国連大使は、対イラン制裁復活を支持しなかったとして国連事務総長を批判しました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
9月 24, 2020 18:03 Asia/Tokyo
  • クラフト国連大使
    クラフト国連大使

アメリカのクラフト国連大使は、対イラン制裁復活を支持しなかったとして国連事務総長を批判しました。

ファールス通信によりますと、クラフト国連大使は23日水曜、あるインタビューにおいて、「対イラン制裁の復活に向けたアメリカの努力が反対を受けたとする、国連事務総長の最近の書簡に失望している」としました。

アメリカのポンペオ国務長官は20日日曜、声明を出し、世界の反対にも拘らず一方的な行動の中で、武器制裁を含む対イラン国連制裁の全てが復活された、と主張しました。

こうした中、国連安保理はしばらく前、アメリカが提出した対イラン武器制裁延長決議案を否決しました。

欧州トロイカ(英、独、仏)及び中国とロシアは、最近の共同声明の中で、核合意における米国の一方的離脱と協力停止に言及し、「米国は、安全保障理事会決議2231に基づく対イラン国連制裁の復活手続きを開始することはできない」と強調しました。

グテーレス国連事務総長もまた、安全保障理事会へ宛てた書簡の中で、「対イラン制裁を復活させようとする米国の企てに対し、いかなる行動も取れない」と述べました。

 

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