国連が、ナゴルノ・カラバフでの戦闘停止を要請
10月 08, 2020 19:42 Asia/Tokyo
国連は7日水曜夜、声明を発表し、ナゴルノ・カラバフ地域での戦闘の即時停止を求めました。
国連はこの声明の中で、アゼルバイジャンとアルメニアに対し、ナゴルノ・カラバフ地域での戦闘を直ちに停止し、協議を開始するよう求めました。
アゼルバイジャンのアリエフ大統領も、ナゴルノ・カラバフ紛争に関するイランの立場を「正当」であると述べました。
アリエフ大統領はCNNトルコとのインタビューで、「ナゴルノ・カラバフ紛争に対するイランの立場は正当だ」と強調し、「イラン当局は最近の声明の中で、この紛争に関して、各国の領土保全の原則が尊重され、戦争による難民は元の住処に戻るべきだ、と述べている」と語りました。
先月27日未明、アルメニアとアゼルバイジャンの国境で、両国軍による新たな衝突が発生し、民間人に多くの死傷者が出たと報告されました。両国は、相手側が攻撃をしかけたとして互いに相手を非難しています。
この地域では、2014年夏、そして2016年4月、さらに去る7月にもこの両国による衝突が発生しています。
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