米民主党副大統領候補が、米国政権の反核合意政策を批判
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米国大統領選挙の民主党副大統領候補であるハリス上院議員は、トランプ米大統領による核合意からの離脱を批判しました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
10月 08, 2020 20:33 Asia/Tokyo
  • 米民主党副大統領候補が、米国政権の反核合意政策を批判
    米民主党副大統領候補が、米国政権の反核合意政策を批判

米国大統領選挙の民主党副大統領候補であるハリス上院議員は、トランプ米大統領による核合意からの離脱を批判しました。

イルナー通信によりますと、米国大統領選挙の民主党候補であるバイデン氏の副大統領候補のハリス氏は、現地時間7日水曜夜、ペンス副大統領との選挙討論会において、「トランプ大統領の一国主義的かつ孤立主義的アプローチのため、我々は核合意を離脱することになった」と語りました。

カリフォルニア州選出のハリス上院議員は、コロナウイルスの感染が拡大したことについて、トランプ政権の政策を批判し、「アメリカ国民は政府による最大の失敗を目にした」と語りました。

そして米軍によるイラン・イスラム革命防衛隊ゴッツ部隊のソレイマーニー司令官の暗殺を批判し、「イランの報復攻撃は、米軍兵士が脳に損傷を受けるという結果を招いたが、トランプ大統領はこれを否定した」と述べました。

ハリス候補は、米国での人種差別と黒人に対する警察の残虐行為について、黒人のアメリカ市民であるジョージ・フロイドさんの殺害に至った、武装した白人警官が同氏の首に膝を押し付けるという行為に言及し、「アメリカ市民は正当に抗議するため行進した」と語りました。

また、イスラム教徒の米国への入国禁止についても批判し、「これはトランプの行動パターンの一部である」と述べました。

ハリス氏によりますと、トランプ氏は自身の健康と税金の支払いについて、明確にしていません。

ハリス氏は、「トランプ大統領は7000万人のアメリカ人を前に、白人至上主義への非難を拒否した」と強調しました。

また、トランプ大統領の政策、トランプ政権による中国との貿易戦争、およびNATO北大西洋条約機構に関する米国の政策を批判しました。

一方、ペンス副大統領は、ソレイマーニー司令官の暗殺における米軍の犯罪を正当化するにあたり、「オバマ元米政権はイランに18億ドルを支払った」と語りました。

また、トランプ大統領による「今年末までに数百万回分のコロナワクチンが米国で配布される」という主張を繰り返しました。

さらに、反人種主義への抗議行動についても述べ、「私はアメリカの司法体制を信頼している」と述べています。

ペンス氏によりますと、「ジョージ・フロイドさんについて、正義は行使されるべきであるが、暴動、略奪の口実であってはならない」としました。

そして、トランプ大統領が権力の移譲を約束したことを繰り返し否定したことに対する答えとして、郵便投票によって選挙違反の問題を再び提起し、「それでも、私はトランプ氏がさらに4年間、大統領として選出されると確信している」と述べました。

 

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