国連事務総長、米次期政権との協力を希望

11月 10, 2020 20:06 Asia/Tokyo

国連のグテーレス事務総長が声明の中で、アメリカの次期バイデン政権と国連との協力を希望するとしました。

国連の公式ホームページが10日火曜、伝えたところによりますと、グテーレス事務総長は、発表された声明の中で、アメリカ大統領選挙で民主党のバイデン候補が勝利し、副大統領に指名したハリス氏とともにその任に就くことを歓迎し、「次期米政権と国連との協力を望む」としました。

続けて、「米国と国連の協力は、今日世界が抱える困難な問題に打ち勝つために必要となる、国際協力の支柱である」と指摘しました。

国連公式ホームページによりますと、他の国連高官もバイデン氏とハリス氏を次期大統領および副大統領として歓迎しています。

国連憲章が「経済的、社会的、文化的、もしくは人道的側面を持つ国際問題の解決における国際協力の獲得」を強調しているにも拘わらず、トランプ現政権は条約や国連の諸機関から離脱し、条約破棄、一極主義、国際協力が必要とされる問題への無関心の典型例となっていました。

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