仏大統領、「安保理はもはや有益な決定を下せず」
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マクロン仏大統領が、「国連安保理はもはや有益な決定を下すことができない」との考えを示しました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
11月 17, 2020 03:48 Asia/Tokyo
  • 国連安保理
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マクロン仏大統領が、「国連安保理はもはや有益な決定を下すことができない」との考えを示しました。

米英、中国およびロシアとともに国連安保理常任理事国とされるフランスのマクロン大統領は、16日月曜発売のLe Grand Continent紙のインタビューで、「国際協力のメカニズムが弱体化し遮断されているため、国連安保理は有益な決定を下すことができない」との見解を示しています。

また、「一部が多国間主義の危機の人質になった時、例えば世界保健機関(WHO)がそうであるが、私たちは集団的責任をとらなければならない」と述べました。

さらに、「有益な協力体制の再考」、また「構造近代化とバランス回復」を呼びかけるとともに、「そのためには強く政治的な欧州が必要になる」とし、「これが米中の複占、不和、敵対的な地域勢力の復活を回避するため、我々の価値や共通の声を主張する唯一の可能性になると思う」と語りました。

既に、国連の在り方そのものが数多くの国から批判されており、そうした国の1つである日本も、再三にわたり常任理事国入りを要求してきています。

 

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