サッカー・ユベントスのロナウドが、サウジの高額オファーを拒否
1月 23, 2021 19:18 Asia/Tokyo
サッカー・ユベントス所属のポルトガル代表クリスティアーノ・ロナウド選手が、観光産業の看板になるというサウジアラビアの高額オファーを拒否しました。
IRIB通信によりますと、サウジアラビアはロナウド選手に、同国を訪れる観光客に向けた広告塔として、ロナウド選手に600万ユーロという高額の契約を打診していました。
しかし、ロナウド選手はサウジアラビアでの人権問題が物議をかもしていることを理由に、これを拒否しています。
ロナウド氏がこれを受諾した場合、彼は毎年サウジアラビアを訪問し、その肖像写真がサウジアラビアの観光産業の広告プロジェクトのすべてに使用されることになっていました。
ロナウド氏に断られた後、サウジはバルセロナ所属のアルゼンチンのスーパースター、リオネル・メッシ選手との交渉に入りました。
メッシ選手にも、サウジアラビア当局から同様のオファーがなされていますが、これに対するメッシ選手の回答はまだはっきりしていません。
サウジアラビアは、「Visit Saudi Arabia」をキャッチフレーズに、世界の観光産業の拠点となることを目指しています。
しかし、サウジアラビアは人権問題で好ましくない前歴があり、このキャンペーンの成功は疑わしいとされ、彼らは宣伝の発動力としてスポーツの利用を目論んでいます。
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