国連人権理事会、「EUは欧州での貧困率を改善できていない」
1月 30, 2021 20:17 Asia/Tokyo
国連人権理事会のデシュッター「極度の貧困と人権」特別報告者が、「EUはヨーロッパ諸国での貧困率を削減する力がなく、ヨーロッパの総人口の5分の1は貧困に喘いでいる」と発表しました。
英紙ガーディアンによりますと、デシュッター特別報告者は、EU憲法は、賃金レベル、税金、協力における破壊的、競争的な条件を生じさせている、としています。
また、「EUは、貧困削減という目標を追求できず、ヨーロッパの総人口の5分の1に相当する9200万人以上が、依然として貧困状態に置かれている」と語りました。
これ以前にEUは、EU圏内に70万人以上のホームレスが存在して、この数字は2010年に比べて70%の増加を示している、として警告しています。
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