地中海式の食事が、心臓発作の危険を削減
4月 28, 2016 22:26 Asia/Tokyo
ニュージーランドの医科大学の研究者らによる調査の結果、野菜や果物、鶏肉などの白身の肉、ナッツ類などによる地中海式の食事を日常的に摂取している人は、心臓発作の危険が少ないことが明らかになりました。
この調査は、世界39カ国の1万5000人の心臓病の患者を対象に行われたものです。
この調査の参加者に対しては、日ごろの食事内容に関する質問がなされ、その内容は週に何回、たんぱく質、野菜、果物、デザート、菓子類、清涼飲料水、油で炒めた料理を食べたか、などとなっています。
また、参加者は地中海式の食事を摂っているグループと、西洋風の不健康な食事を摂っていたグループの2つに分けられています。
4年間にわたり、参加者の生活様式を追跡した後に出されたこの調査結果からは、地中海式の食事をしていた人々は、西洋風の食事をしていた人々に比べて、心臓発作や脳卒中に罹患する例が少なかったということがわかっています。
また、これ以前の調査からは、地中海式の食事により、脳細胞のアンチエイジング、長い寿命、バランスの取れた体系、がんのリスクの減少につながることが判明しています。
地中海式の食事の材料とは、果物や野菜、特に葉菜類、ハーブ野菜、穀物、オリーブオイル、魚、ナッツ類、酢などの調味料となっています。
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