CIA局長が、9.11テロ事件のサウジ関与に関する機密文書の公表に反対
May 02, 2016 21:09 Asia/Tokyo
アメリカのCIAのブレナン局長が、2001年のアメリカの同時多発テロへのサウジの関与に関する機密文書の公表に反対しました。
ブレナン局長は、NBCのインタビューで、9.11テロ事件に関する28ページに渡る機密文書の公表は過ちである。なぜなら、この文書の情報内容は確かなものではなく、検討されていない内容があり、サウジアラビアに対し利用される可能性があるからだ」としました。
以前に、アメリカの政府高官は、この28ページの文書を公表する意向を発表していましたが、アメリカのオバマ大統領のサウジ訪問と同国のサルマン国王との会談後、これらの文書の公表に関するアメリカ政府の表明は完全に変わりました。
これらの文書は、9.11テロ事件を起こしたハイジャック犯へのサウジの支援を明らかにするものです。
サウジアラビアは、これらの文書の公表の可能性への反応として、「そうした場合、アメリカ国内の銀行にある自国の資産を回収すると脅迫しています。
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