アメリカが、9.11テロへのサウジの関与を隠蔽
May 03, 2016 20:59 Asia/Tokyo
アメリカの政治評論家ジェフ・バーウィック氏が、「2001年のアメリカ同時多発テロにサウジが関与していなかったとする、アメリカ政府やCIAの主張は、完全な虚偽である」と語りました。
バーウィック氏はプレスTVの取材に対し、「アメリカ政府は、9.11テロへのサウジの関与を裏付ける、アメリカ議会の調査委員会の報告書の機密部分の公表を差し控えている」と語りました。
バーウィック氏によりますと、この報告書の28ページに渡る問題の部分には、事実に反する曖昧な情報が含まれているということです。
また、「アメリカ政府は、煙幕を張ることで真実の発覚を阻止しようとしている」と述べました。
さらに、「9.11テロの目的は、イラクやシリア、レバノン、アフガニスタンをはじめとする一部の中東諸国の占領であった」としています。
9.11テロ以来、アメリカ議会はこの事件に関する調査を行う委員会を設置し、最終報告を出しましたが、それから10年が経過しても、このテロへのサウジの関与に関する箇所は機密扱いとなっています。
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