米紙ワシントンポストが暴露、「ISISの現在の指導者は米の諜報員」
4月 09, 2021 14:30 Asia/Tokyo
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アブ・エブラーヒーム・アルハーシェミー
アメリカの新聞ワシントンポストが、「現在のテロ組織ISISの指導者は、一テロ組織の首領となる前にアメリカ側の諜報員として、イラク国内の刑務所で活動していた」としました。
ワシントンポスト紙のインターネットサイトは、「ISIS現指導者は、かつては囚人番号M060108-01のイラク人囚人であり、刑務所では、アメリカにきちんと協力する模範囚だった」と報じています。
また、「ISISの首領であるこの人物は何度も、アメリカへの協力を試みた。特に、当時ISISが『イラクのイスラム国』として知られていた時は、組織内部の自らのライバルについての情報を提供する機会を得た。さらににこの人物は、2008年の数日間の取調べの際に、同組織のメディア情報要員の潜伏場所に関して詳細な情報を提供した」としました。
アメリカの政府関係者によりますと、この囚人はその後、アブ・エブラーヒーム・アルハーシェミーという別名で、現在のISISの首領になったということです。
アメリカ国防総省はこれ以前にも、この人物がアメリカ側の諜報員であったことを裏付けるいくつかの文書を公開しています。
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