コロナと貧困;世界を待ち受ける人道的危機
May 04, 2021 20:05 Asia/Tokyo
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コロナと貧困
保健衛生専門家や学者らが、世界でも特に貧困社会への数十億ドルの支援や大量の新型コロナウイルスワクチンの輸出によってのみ、急速に地球に広まりつつある人道的危機の勃発を阻止できる、と警告しています。
イギリスの新聞ガーディアンは、衛生問題専門家らは、世界の指導者らに対し、「もし、速やかに行動しなければ、コロナのパンデミック化により、アフリカ、アジア、南米地域の多くの貧困国の衛生保健体制は今後数週間以内に破壊するだろう、との警告を発しています。
イギリスでは、同国のジョンソン首相が、コロナ期の対外支援の停止という決定を理由に強く批判されています。ジョンソン首相のこの決定により、低・中所得国の状況が悪化している、と言われています。
この報道によれば、世界でのコロナ感染による死亡事例3例のうち、一つは貧困国または低所得国でのものです。
世界では、これまでに1億5385万2535人が新型コロナウイルスに感染し、また300万人以上がこのウイルスへの感染により死亡しています。
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