May 26, 2021 13:58 Asia/Tokyo
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モスクワ市のタガンスキー地方裁判所が、2つのプロトコルで違法情報を削除しなかったことに対し、 グーグル社に400万ルーブル(約600万円)の罰金の支払いを命じました。

ロシアのスプートニク通信によりますと、支払いの合計額は2つのプロトコルの2つの罰金からなり、それぞれ200万ルーブルだということです。

リアノーボスチ通信は同裁判所のプレスサービスを引用して、現時点でさらに6つのプロトコルが審理されており、その総額は2500万ルーブル(約3706万円)となると報じました。

3つのプロトコルは、サイトまたは情報リソース、ウェブの所有者が削除を行なわなかったことに関して違法と見なされています。

ロシア連邦通信・情報技術・マスコミ分野監督庁はこれ以前、ロシアで禁止されている情報リソースの削除を完全に実施しなかったことから、Googleサービスのための通信を遅らせると警告しました。同庁は、グーグル社の運営当局にあて、違法情報の削除の必要性に関して2万6000回超の通知を送っています。同機関によれば、YouTubeでは5000件の禁止コンテンツが削除されず、そのうち3500件は過激な行為を呼びかけるものだったということです。

ツイッターは4月にも、違法情報のシステム上から削除しなかったことに対し、1日に3回の罰金刑をモスクワのタガンスキー地方裁判所で言い渡されました。これで罰金の総額は約900万ルーブル(約1300万円)となりました。

 

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