米ミネアポリスで、車がデモ隊を襲撃
6月 15, 2021 15:19 Asia/Tokyo
アメリカ・ミネソタ州ミネアポリス市にて、同国の警察の暴力に抗議する人々の列に車が突っ込み、1人が死亡、1人が負傷しました。
ミネアポリス市内で、特に黒人をはじめとした少数派への米警察の暴力に抗議する複数のデモが実施される中で、白人の運転手が12日日曜夜、市内で行われていた黒人市民ウィンストン・スミスさん(32)の最近の殺害に抗議するデモ隊に突っ込みました。
今月3日、ミネアポリスでウィンストン・スミスさんが白人警官らの銃撃により殺害された事件は、再び夜間の抗議デモの波を引き起こし、一部のケースでは警察隊との衝突に発展しています。
抗議者らは夜間デモを開催して、スミスさん殺害事件に関する警察の透明な情報開示を求めています。
米国の警察は、スミスさんが現場で警察部隊に発砲したと主張していますが、これまでにこの主張を裏付ける動画などは提示されていません。
ミネアポリス市内は、昨年5月25日に同市内で黒人市民ジョージ・フロイドさんが白人警官により殺害された後にしばらく騒乱が続きましたが、今回再び騒乱に巻き込まれています。
フロイドさん殺害事件では、元警官だった白人のデレク・チョービン被告が、フロイドさんの首を膝で押さえつけて窒息死させています。
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