デンマーク首都で人工島建設をめぐり論争
6月 15, 2021 17:00 Asia/Tokyo
デンマークの首都コペンハーゲンで、期間や費用の点から「世紀のプロジェクト」と呼べる人工島の建設計画が、多くの人々、とくに環境主義者たちからの激しい抗議を巻き起こしています。
イルナー通信によりますと、コペンハーゲン東部の埋立地レフシャレーエンの開発を主な目的としたリネットホルム人工島計画は、デンマーク議会で可決され、建設作業は2070年まで続く予定です。
世界の住みやすい都市ランキングの常連であるコペンハーゲンは、その知名度が仇となって人口は増加し続けています。
この人工島は3万5000人の居住地として想定され、地下鉄やその他の交通機関が通る往来用トンネルで本土と結ばれます。
この記事によりますと、この建設プロジェクトには35億ユーロの工費がかけられ、その一部は政府が負担します。
地元市長らは、この計画を不公正なものとみなし、これまでにそのうちの14人が同計画への批判のために連携しています。
この人工島建設に批判的なその他のグループには環境主義者たちが挙げられ、この計画が生物に与える悪影響について警告を発しています。
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