英王室の新たな人種主義が発覚
(last modified Sat, 26 Jun 2021 08:07:53 GMT )
6月 26, 2021 17:07 Asia/Tokyo
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イギリス王室年間財務報告書の公表によって、この王室の人種主義問題における新たな側面が発覚しました。

英BBCによりますと、24日木曜に公表されたこの財務報告書によれば、英王室職員のうち少数派民族のルーツをもつ人の割合はわずか8.5%でした。

この事実の発覚の後、バッキンガム宮殿は少数派民族出身人材の活用においてより適切な措置が可能であったことを認めました。

ロンドン大学の王室史専門の教授は、「王室がこの件について”より適切に措置すべきだった”という表明で終わらせたことは十分な対応と言えるか?」という質問に対して、「王室は、2022年までに少なくとも10%の職員を少数派民族から雇用するという目標を掲げていたが、これはヘンリー王子とメーガン妃が、同妃の王室加入後の人種主義的結果について訴える前の目標だった」と述べています。

イギリス現女王・エリザベス2世の孫にあたるヘンリー王子は、3ヵ月前のインタビューにおいて、英王室に深く根付く人種主義について明らかにしていました。

この暴露の後、王宮見学に訪れる観光客の数は減少しており、王室は支出の大幅な削減を余儀なくされています。

 

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