海面上昇で太平洋の5つの島が消滅
May 10, 2016 22:11 Asia/Tokyo
新たな調査の結果、太平洋の5つの島が侵食と海面上昇により、消滅したことがわかりました。
オーストラリアの研究者によれば、この現象は太平洋の沿岸における気候変動の影響として、最初に確認されたものだということです。
少し前、環境問題を扱うインターネット雑誌に掲載された調査によりますと、これらの島々は、ソロモン諸島の一部で、この20年、年単位で海面が上昇していました。
消失した島々は1から5ヘクタールで、無人島でした。
こうした中、ソロモン諸島のこのほか6つの島も海面上昇の影響を受けており、二つの島の住民は避難を余儀なくされました。
この二つの島のひとつには、25家族が住んでいました。
ソロモン諸島は太平洋に浮かぶ990以上の島から成り、およそ64万人が住んでいます。
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