キューバ情勢不安にアメリカが関与
7月 14, 2021 17:22 Asia/Tokyo
キューバのロドリゲス外相は、11日日曜に同国で発生した抗議デモや混乱にアメリカが直接関与していたとして非難しました。
タスニーム通信によりますと、ロドリゲス外相は13日火曜の記者会見で、「11日の事件に参加した者たちは、国外から金銭的支援を受け、キューバ憲法に反して扇動行為を行っている」と述べました。
同外相は12日月曜にも、バイデン米大統領がキューバの一部都市で起きた騒乱を擁護したことについて、半世紀にわたって制裁を課しておきながらキューバ国民に対して欺瞞的な同情をしているとして、反応を示しました。
11日日曜夜には、ディアスカネル・キューバ大統領が、アメリカの支援を受けた者らによる反政府デモの数時間後にテレビ演説を行い、街の通りは革命支持派のものであるとし、革命支持派に対して街頭に繰り出し、革命を擁護するよう求めました。
キューバで今回の抗議活動が始まったのは、同国が長年アメリカの歴代政権により圧政的な制裁を課されている中、新型コロナウイルスの感染拡大とそれによる経済への影響が、キューバ政府にとって医薬品や食糧の調達をより困難にしている中でのことでした。
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