イギリス・ロンドンで汚職に対する抗議デモが実施

イギリス・ロンドンで行われた、汚職などについて話し合う「腐敗対策サミット」の傍らで、世界の有力者や政治家による汚職に抗議する運動が行われました。

イギリスの新聞ガーディアンによりますと、国際的な反貧困キャンペーン・オックスファムは、「腐敗対策サミット」が開催されている傍らで、ロンドンのトラファルガー広場で集会を開き、租税回避地・タックスヘイブンに抗議しました。

オックスファムのメンバーらは、トラファルガー広場の一部をタックスヘイブンであり、世界の大国の政治家や要人が非合法な形で現地の法人組織として税金の支払いを回避したパナマのようにデザインし、飾り立てました。

一部の抗議者は、１２日木曜、税金問題を透明化するというイギリスのキャメロン首相の公約を指摘し、その公約の履行を求めました。

これらの抗議者は、プラカードを掲げ、世界各国のすべての人に対する公正な措置と、合法的な税金制度の実施を求めました。

１７カ国に拠点を置くオックスファムは、９４カ国の協力により、貧困や格差の問題の解決を追求しています。