世界銀行元副総裁が、中国との「冷戦」について警告
8月 04, 2021 20:18 Asia/Tokyo
世界銀行の元副総裁イアン・ゴールディン氏が、中国と西側諸国の間のあらゆる対立について警告しました。
ゴールディン氏は、西側と中国の対立は、世界におけるその他の重要課題への対処に深刻な障害をもたらすと警告しました。
同氏はこのことについて、「西側と中国の敵対は、今日の世界における目下の課題の克服に大きな問題をもたらすだけで、それ以外に何の結果も得られない」としました。
また、「ナショナリズムを擁護するような口実のもとに行われる対立的行動は、グローバルな経済活動に反するものである」と述べました。
ゴールディン氏は、人類が抱える現在の試練に対抗するには、世界中のすべての国の相互協力が必要不可欠であるとし、「このような対立は、新型コロナウイルス封じ込めのための努力や、気候変動に関する問題への対処、サイバー空間の脅威や財政危機への対抗の足かせとなる」と述べました。
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