WHO、「西アフリカ・ギニアで、初のマールブルグ病による死亡が確認」
8月 10, 2021 19:17 Asia/Tokyo
WHO世界保健機関が、西アフリカのギニアでマールブルグ病による初の死亡例が報告されたことを明らかにしました。
ユーロニュースによりますと、WHOアフリカ事務所は、エボラウイルス族のマールブルグウイルスが、ギニアでエボラ出血熱の流行の収束から2か月後に発見された、としています。
WHOは、ギニアと西アフリカ地域におけるこの病気のリスクが「高い」、そして国際的に「低い」と推定しています。
WHOの事務局長は、マールブルグ病の感染阻止や他の地域社会の保護に向けた統一した努力を求めています。
マールブルグ病は、患者に発熱や内出血を引き起こす病気で、感染力が強い非常に危険なウイルス性疾患です。
マールブルグウイルスは、1960年代に初めてドイツのマールブルグ(Marburg)で発見された、エボラウイルスに似たウイルスで、感染者の血液や体液、排泄物を介して人から人へ感染します。
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