OPECプラス、「9月以降の増産計画を変更しない公算」
(last modified Mon, 30 Aug 2021 10:22:27 GMT )
8月 30, 2021 19:22 Asia/Tokyo
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OPEC石油輸出国機構と非加盟の主要な産油国で構成する「OPECプラス」が、9月1日の会議で現行の計画を維持し、予定通り小幅な増産を進める公算が大きくなっています。

ロイター通信が30日月曜、UAEアラブ首長国連邦ドバイおよび、英ロンドンから、 3人のOPECプラス筋の話として報じたところによりますと、OPECプラスは今後数カ月、協調減産を毎月日量40万バレル縮小することで合意しており、1日の会議ではこの計画について話し合うと見られています。

最近の強力なハリケーンにより米メキシコ湾岸地域の石油生産が停止するとの見方から、原油価格は先週11%以上上昇しました。

しかし、3人のOPECプラスの関係者は、最近の原油価格上昇は一時的との見方を示し、このうちの1人は「(1バレル当たり)70ドル前後の現在の水準は問題ない。OPECプラスは計画通り日量40万バレルの増産を行う公算が大きい」との見方を示しています。

また別の関係者は、日量40万バレルの増産が9月から実施される可能性が「非常に高い」とコメントしました。

 

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