仏リヨンの見本市で、マクロン大統領に男が卵投げ付ける

9月 28, 2021 18:51 Asia/Tokyo

マクロン仏大統領が２７日月曜に同国中部リヨンでの食品見本市を訪れた際、群衆の中にいた学生の男から卵を投げ付けられました。

ＣＮＮによりますと、卵を投げた男（19）の犯行動機は明らかにされていません。

この男は直ちに取り押さえられ、会場の外に連れ出されました。

同行していた大統領府の報道官は、扱いが大げさすぎると主張し、「マクロン氏は見本市を２時間ほど見て回り、穏やかな雰囲気の中で温かい歓迎を受けた」と話し、視察に影響はなかったと強調しています。

マクロン氏は大統領候補だった２０１７年にも卵をぶつけられたことがあるほか、今年６月には訪問先で一般人に言葉をかけた際、男に平手打ちされる事件にも遭遇しました。

フランス政府による新型コロナウイルス対処の不徹底や増税、経済改革面での問題により、マクロン大統領の支持率は過去2年間で４８％から３８％へと大きく低下しています。

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