英副首相が、燃料輸送トラック運転手不足解消のため奇妙な策を提案
10月 02, 2021 15:48 Asia/Tokyo
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燃料危機
イギリスでの燃料輸送トラック運転手の不足により、燃料危機が生じ店舗への商品調達に多大な支障をきたしたことから、同国のラーブ副首相が、奇妙な提案を出しました。
タスニーム通信によりますと、ラーブ副首相はイギリス国内での燃料危機を招いた燃料輸送車の運転手の不足解消のために、刑務所の収監者や受刑者を活用する、という奇妙な案を提示しています。
イギリスで発表された複数の正式な報告によりますと、同国は現在、トレーラーやトラック、タンクローリーの運転手が9万人以上不足しているということです。
製油所からガソリンスタンドなどの燃料供給施設にガソリンやガスオイルを輸送するための、輸送車の運転手の頭数の不足により、イギリスはこの1週間、危機に瀕しています。
イギリスでは先月25日以来、国内各地にある8000箇所の燃料ステーションの多くが給油停止や時短営業となっており、これにより、在庫のある限られた数の燃料ステーションには、今なお長蛇の列ができています。
一部の大手石油企業が1日金曜、燃料ステーションを休業としたことを受け、イギリス市民の多くがガソリン不足への懸念から、在庫のある給油所に殺到しています。
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