ロシアが日本海でミサイル演習、10発を発射
(last modified Mon, 11 Oct 2021 10:49:49 GMT )
10月 11, 2021 19:49 Asia/Tokyo
  • 日本海でのミサイル演習
    日本海でのミサイル演習

ロシア太平洋艦隊旗艦のミサイル巡洋艦「ヴァリャーク」および、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」が日本海でミサイル10発を発射する演習を実施しました。

ロシア・スプートニク通信によりますと、同国太平洋艦隊東部軍管区のプレスサービス情報提供局は、「ミサイルの発射は、小型艦船および小型潜水艦から打ち上げられた標的ミサイルに向けて実施された。この演習ではミサイル10発が発射された」と発表しています。

今回の演習では、艦隊防空ミサイル・システム「フォールト」により、発射された巡航ミサイル標的「マラカイト」を発見、護衛、破壊するという訓練が行われました。

また、標的にはミサイル「サマン」が使用され、「ヴァリャーク」および「アドミラル・トリブツ」は、これらの標的を地対空ミサイルシステム「オサー」と「キンジャル」、さらに艦砲によって撃破しています。

なお、日本海における防空演習計画は、夏季演習期間の最終確認の一環として実施されたものです。

ロシアは今月1日までに、日本のEEZ排他的経済水域の好漁場「大和堆(やまとたい)」周辺を含む日本海の海域でミサイル演習を行う旨を通告してきていました。

この通告に対し、日本は「活動を注視する」と伝達しています。

 

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