コロナ新変異種・オミクロン株が106の国と地域で確認
12月 22, 2021 16:21 Asia/Tokyo
これまでに新型コロナウイルスの新たな変異種・オミクロン株が確認された国と地域の数が100を超え、特に感染が拡大しているヨーロッパでは各国が新たな対策に乗り出しています。
NHKによりますと、WHO世界保健機関は21日火曜、オミクロン株の感染者が106の国と地域で確認されたと発表し、「デルタ株よりも速く感染が拡大している」として警戒を呼びかけました。
また、特に感染が拡大しているヨーロッパでは各国が相次いで、新たな対策に乗り出しています。
このうちポルトガルは、今月25日から来月上旬にかけて、在宅勤務を義務づけるほか、バーやナイトクラブの営業停止に踏み切っており、同国のコスタ首相は、記者会見で「もはや通常のクリスマスを過ごすことはできない。対策をとらなければ年明けに状況はさらに悪化する」とコメントしています。
またスペインでは、カタルーニャ州政府が、感染拡大を受けて夜間外出を制限するほか、会合の参加者を10人以下とするなどの新たな対策を取る方針を示しました。
さらに北欧のスウェーデンも今月23日以降、在宅勤務を要請するほか、文化施設などで人数制限を導入するなどの措置を導入するとしています。
ヨーロッパではさらに、ドイツやフランスでも新たな対策が打ち出され、人の移動が増える年末年始を控えオミクロン株への警戒が一層強まっています。
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