ロシアがウクライナに助言、「イラクやシリアでの米の犯罪を想起すべし」
2月 01, 2022 20:30 Asia/Tokyo
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イラクやシリアでの米の犯罪
ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官がウクライナの政治家らに対し、リビア、シリア、イラクなど、アメリカに侵略された国のたどった運命から教訓を得るよう求めました。
ロシアのニュース局・ロシアトゥデイによりますと、ザハロワ報道官は声明の中で、アメリカ軍は世界各地をうろつき回り、人々の生活を崩壊し、死、混乱、破壊以外何ももたらさない。ウクライナの政府関係者は、アメリカの犯罪に共謀する意図があっても、同国から配役をあたえられないことを知るべきだ。これは、ウクライナを題材にして撮影が行われているハリウッドの映画に等しい」と語りました。
また続けて、米軍退役大将の話を引用し、「自分はかつて米国防総省にいたとき、統合参謀本部の代表の一人にその事務所に呼び出され、"われわれはイラクを攻撃しようとしている”と告げられた。その理由を尋ねると、わからない、と返された」と述べました。
これ以前にも、ロシアの安全保障会議書記が表明の中で、ロシアによるウクライナ攻撃に関する様々な主張を否定し、「わが国は、ウクライナでの戦争を求めていない。逆に自らの目的達成のため、ロシアとウクライナの間の戦争という構想を提起しているのは、西側諸国の方だ」としていました。
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