米サンダース議員がアメリカの経済格差を批判
2月 22, 2022 17:18 Asia/Tokyo
米バーモント州選出のバーニー・サンダース上院議員は、同国の社会構造における経済格差の拡大を批判しました。
サンダース氏は21日月曜、ツイッターに、「社会の最富裕層のうちたった2人が持つ資産が、資産高最下位から40%の人々の資産よりも多い」と記しました。
その上で、「社会の1%にあたる超富裕層の人々が、社会の最下層の92%の人々よりも多い資産を持っている」とし、このような格差は非倫理的で持続可能なものではないと述べました。
民主党のプラミラ・ジャヤパル下院議員もツイッターで、「我々は国防予算に7700億ドルを払えるというのに、有給休暇や気候変動対策、低価格住宅、子供への世界的支援、その他働く人たちへの投資には予算を充てられないのか?」と記しました。
サンダース氏は今月18日にも、「腐敗した政治システムにより、コロナ禍の間に745人の億万長者が2.1兆ドルの利益を稼いだ」とツイッターに投稿しています。
上院予算委員会の委員長も務めるサンダース氏は、「このような現状で370万人の子供が先月、再び貧困層に転落した」としています。
同氏はこのような現状に至った理由として、大企業と癒着した共和・民主両党の議員らが、毎月300ドルの児童手当支給の延長を渋ったことをあげています。
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