国連事務総長、「ウクライナをめぐる核戦争勃発の可能性あり」
(last modified Tue, 15 Mar 2022 09:19:02 GMT )
3月 15, 2022 18:19 Asia/Tokyo

グテーレス国連事務総長が、「ロシア・ウクライナ間の緊迫化の渦中に核戦争が勃発する可能性がある」と主張しました。

米国の新興メディア「アクシオス」によりますと、グテーレス事務総長は14日月曜、ロシア・ウクライナ間に核を使った紛争が発生する可能性があるとし、「ロシア核武装軍の警告が増えていることは、恐るべき出来事である。一時期はありえないとされていた、核紛争が起こる可能性が今や現実味を帯びてきている」と述べています。

また、ウクライナ国内の核施設の安全確保を求めました。

さらに、「現在、数百万人もの人々が、飢餓や水・医薬品の深刻な不足に直面している。国連は、中央緊急対応基金からさらに4000万ドルを、対ウクライナ人道支援に充当するだろう。結果がどうであれ、この戦争に勝つ者は誰もおらず、敗者だけが出ることになる」としています。

 


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