ウクライナ大統領が、ロシア大統領との会談を再度要望
https://parstoday.ir/ja/news/world-i94970-ウクライナ大統領が_ロシア大統領との会談を再度要望
ウクライナのゼレンスキー大統領が、ロシアのプーチン大統領との会談と直接対話を再度求めました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
3月 22, 2022 20:03 Asia/Tokyo
  • ウクライナのゼレンスキー大統領とロシアのプーチン大統領
    ウクライナのゼレンスキー大統領とロシアのプーチン大統領

ウクライナのゼレンスキー大統領が、ロシアのプーチン大統領との会談と直接対話を再度求めました。

ロシアは数ヶ月前、NATO北大西洋条約機構の東欧における拡大について警告し、アメリカおよび同機構に対して安全保障面での確約を求める提案を行いましたが、この提案は拒否されました。

ウクライナが再三NATOへの加盟を要請し、西側から数百万ドルの支援を受ける中、ロシアはプーチン大統領の命令で、先月24日にウクライナへの軍事侵攻を開始しました。

ウクライナでの紛争は依然として続き、22日火曜で27日目に突入しました。

イルナー通信が22日未明、報じたところによりますと、ゼレンスキー大統領はあるテレビ番組でのインタビューにおいて、「プーチン大統領と会談を行いロシアの立場をはっきりさせることが、戦争を終わらせるには必要である」と述べました。

続けて、「私は、このような会談なしに、彼ら(ロシア側)が停戦のために何をすることを望んでいるかを完全には理解できないと考えている」としました。

ゼレンスキー大統領は、21日月曜に明らかになった別の発言においても、「わが国は、ロシアの最後通牒に従うことはない。ウクライナの各都市はロシアの占領を受け入れないだろう」と述べています。

同大統領はこれ以前にもプーチン大統領との直接会談を要請しており、ロシア・ウクライナ代表団との協議の開催中には、自国代表団の基本的使命はプーチン大統領と自身の会談を取り付けることにあるとしていました。

両国の代表団による協議はこれまでに、様々なレベルで2ラウンドにわたり行われましたが、包括的停戦には到っていません。トルコで行われた両国外相の協議も実質的成果はなく、唯一得られたものは、人道回廊設置により民間人を避難させるための、一部地域での停戦に向けた下準備でした。

 

ロシアのプーチン大統領は先月24日未明、ウクライナ東部ドンバス地域当局者らからの同意書に基づいたロシア軍派兵要請を受けて、同地域への進軍開始を国営テレビでの演説で明らかにしました。

プーチン大統領はロシアの軍事作戦の目的として、ウクライナの非軍事化およびナチ派排斥を挙げています。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram    Twitter    urmediem