仏大統領選挙決選投票めぐる最新世論調査;依然としてマクロン氏がリード
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フランスで、大統領選挙決選投票に向けた2候補の選挙運動期間が終了しましたが、最新の世論調査では引き続き、現職のマクロン大統領が勝利するとする結果が出ています。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
4月 23, 2022 21:10 Asia/Tokyo

フランスで、大統領選挙決選投票に向けた2候補の選挙運動期間が終了しましたが、最新の世論調査では引き続き、現職のマクロン大統領が勝利するとする結果が出ています。

フランスでは明日24日日曜、大統領選挙決選投票に残った現職のマクロン大統領と極右・国民連合のルペン氏のどちらかが、この先5年間の大統領として選ばれることになります。選挙運動の法定期間は、22日金曜の深夜にすでに終了しています。

フランスの大統領選挙では、有効投票数の半数以上を獲得した候補者がいない場合、上位2候補による決選投票が、1回目選挙の2週間後に行われることになります。今月10日に行われた1回目選挙の結果、マクロン氏が27.8%、ルペン氏が23.1%の票を獲得して、決選投票に進みました。

イルナー通信によりますと、フランスの最新世論調査では、マクロン氏がルペン氏に約10~15%の差をつけて勝利すると予測されました。

一方で両候補は、「はっきりしていることは何もない」「世論調査の結果は確定的な選挙結果とは言えない」と繰り返し述べています。

調査によれば、ルペン氏は決戦投票で42.5~44.5%の票を、対するマクロン氏は55.5~57.5%の票を獲得すると見られています。

フランスの人々の大半は、決選投票に進んだ2候補を、その職責にふさわしいとは考えておらず、先週には、「ルぺンはノー」「マクロンはノー」といったスローガンを唱えた抗議デモも行われています。

今回の大統領選挙でフランスの人々が争点にしている事柄には、新型コロナウイルスのパンデミック、ウクライナ戦争、購買力の低下、定年の引き上げ、食料やエネルギー価格高騰などによる危機が挙げられます。

 


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