米シカゴとヒューストンで、パレスチナ人を支援するデモ実施
アメリカのイリノイ州シカゴおよびテキサス州ヒューストンにおいて、数百人の人々が、シオニスト政権イスラエルによるアクサーモスク聖域侵害を非難しパレスチナの人々との連帯を示すデモを行いました。
聖地ベイトルモガッダス・エルサレムとこの地にあるアクサーモスクの境内では、シオニスト政権軍とパレスチナ人礼拝者の間にこの1年間でも最も激しい衝突が発生しており、これまでに少なくともパレスチナ人350人が負傷しているほか、400人以上が拘束されています。
タスニーム通信によりますと、シカゴのデモ参加者らは、パレスチナ国旗や「聖地から手を引け」というスローガンの書かれたプラカードを掲げ、シオニストらの占領行為や聖地に住むパレスチナ人への犯罪の終結を求めました。
このデモにおいて、反イスラエル団体「Jewish Voice for Peace」のLesley Williams代表は、「我々は、各メディアがイスラエル兵1人の死をこれだけ大きく取り上げ強調しておきながら、非常に多くのパレスチナ人が殺されていることを無視しているのに驚いている」と述べました。
ヒューストンにおいても、デモ参加者らは、シオニスト政権イスラエルによるパレスチナ人やアクサーモスクへの攻撃・侵略行為を非難しました。
一方、西アジアにおける平和・公正の分野で活動するあるカナダの団体も、イスラエルが国際人権団体アムネスティ・インターナショナルによりアパルトヘイト政権として認定されているのにもかかわらず、カナダが2020年に同政権への武器販売を増加させていたことを明らかにしました。
この件に関してカナダでは、同国のトルドー首相に対してアパルトヘイト政権イスラエルへの武器供給の即時停止を求める署名運動が始められています。