IAEA、「北朝鮮のプルトニウム施設が再稼動の可能性」
6月 07, 2016 20:49 Asia/Tokyo
IAEA国際原子力機関が、北朝鮮で軍事用のプルトニウム製造施設が再稼動した可能性を明らかにしました。
プレスTVによりますと、IAEAの天野事務局長は、6日月曜、「入手した証拠は、北朝鮮の5メガワットの原子炉に関する活動、ウラン濃縮施設の拡張、プルトニウム製造に関する活動を示している」と語りました。
天野事務局長はオーストリア・ウィーンでの記者会見で、「一方で、査察官が北朝鮮にいないことから、我々は衛星写真によってのみ活動を監視しており、完全な確信を持って問題について表明することはできない」と述べました。
天野事務局長は、衛星によってこの活動を監視していた時期については言及しませんでした。
IAEA査察官は2009年北朝鮮から退去させられました。北朝鮮は2005年、核の大国を宣言し、2006年、2009年、2013年、2016年に4回の核実験を実施しています。
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