歴史の一頁;イラン暦バフマン月8日
1月 26, 2019 21:37 Asia/Tokyo
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テヘラン大学での聖職者らによる座り込み運動
1月28日は、イラン暦バフマン月8日にあたります。
今から40年前のこの日、当時のパフラヴィー王朝のバフティヤール政権側が、イランイスラム革命の創始者ホメイニー師のイラン帰国を阻んだことを受け、多数のイスラム聖職者のグループが、テヘラン大学内のモスクで座り込み運動を行いました。
彼らは、こうした行動を停止する条件として、ホメイニー師の帰国を強調しました。この占拠行動はイランのイスラム革命の歴史を決定付ける鍵となったのです。
こうした中、ホメイニー師はバフティヤール首相の要求に対し、同首相が辞任しない限り要求を受け入れないと強調しました。
またこの日、テヘラン市民はホメイニー師の帰国歓迎式典を盛大に開催するため、テヘラン西部にあるメヘラーバード国際空港の周辺に集結していました。

パフラヴィー朝最後の首相となったバフティヤール首相の命令により、政府軍内の王の側近はテヘラン市民の弾圧に乗り出しました。この日、イラン全国で行われた抗議デモの中で何十人にものぼる殉教者、負傷者が出る事態となりました。
この日の出来事は全世界のメディアで報じられました。

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