2016年8月26日(福本・鈴木)【音声】
今週の金曜広場もお楽しみください。
●リスナーより
初めまして。私はBCLが好きな大学生です。朝6時からの短波放送の受信報告書をお送りします。朝に弱いので、なかなか初めから聴くことができず、途中からの聴取となってしまい、すみません。
●ラジオより
福本:
T・Tさん、学生さんでいらっしゃるのですね。「BCLが好きな」と書いていらっしゃいますが、珍しいですよね、学生さんのリスナーの方は。
鈴木:
そうですね、きちんと統計を取ったわけではありませんが、ラジオ日本語のリスナーの方々、と言うより短波放送を趣味としていらっしゃる方々は40代、50代の方が中心だと思います。
福本:
そうですよね、そしてTさん、プロフィールを拝見しますと、2日前がお誕生日でいらしたんですね。お誕生日おめでとうございます!朝が苦手、と書いていらっしゃいますが、放送途中からの受信報告でもまったく構いません。これからも番組への感想をお寄せいただけると嬉しく思います。
●リスナーより
中東からの生の情報を直接聞く機会はほとんどないので、興味深く聞かせていただきました。
●ラジオより
鈴木:
なんとこちらも20歳の学生さんなんですね。そしてTさんと同じく、朝の短波放送を聞いての受信報告書を送って下さいました。
福本:
お二人とも、インターネット放送ではなくて、短波放送を聞いて、というところが何だかじわじわと嬉しいですね。お二人とも、初レポートをありがとうございます。イスラム関連の様々な報道が日本でもなされていると思いますが、私たちの放送から、若い世代の方々がイランやイスラムに対する新しい視点を開いていって下さることを心から願っております。
●リスナーより
ポケモンGOが日本では、やっと配信になったのですが、イランでは配信されているのでしょうか?
●ラジオより
福本:
ポケモンGO、イランのメディアでも取り上げられていましたし、ラジオ日本語の番組でも今月半ばに「ポケモンGOを巡る世界の動向」と題して番組をお届けしています。鈴木さん、実質イラン国内では禁止、ということになったようですね?
鈴木:
そうですね、在イラン日本大使館からの一斉配信のメールでも、今月11日にその旨が周知されていましたね。凡そ、次のような内容でした。― イラン当局は,スマートフォン向けゲーム『ポケモンGO』について,「治安上の観点から多くの問題を引き起こす」として国内での使用禁止を決定しました。邦人の皆様におかれましては,イラン国内法の遵守に努めて下さい。― ということだったのですが、確かにイラン国内には普段から、軍事施設をはじめ、一部の宗教施設や外国の大使館、空港とその周辺施設などなど、様々な場所が撮影禁止対象になっていますよね。そうした場所には目立つように、カメラに大きく罰点がされた表示が掲示されています。確かにこれまでに見聞きしてきたポケモンGOの熱狂ぶりからすると、賢明な措置なのかしらとは思いますけれど。
●リスナーより
若者の活字離れが言われて久しいのですが、テヘランではいかがでしょうか。こちらでは電車で昔のように本や新聞を読んでいる人を見かけることは非常に少なくなりました。たいていは、スマホです。
●ラジオより
福本:
S・Hさん、こちらも朝の短波放送を受信してのレポートを送って下さいました。ありがとうございます。そうですね、紙の媒体での活字離れということでしたら、イランも日本と似通った状態でしょうか?
鈴木:
はい、活字離れに関して、と言えるかと思いますが、実は、図書・情報科学を学んだ息子の教授がこのように言っていたそうです。“なぜイランで図書館を利用をする人が少ないのか”と言う問いに、サービスの改善、コンピューターシステムを導入すべきだ、エリートを招待する、子供コーナーを設けるなどの理由が挙げられましたが教授の言われるにはそのどれでもなく一言、“ニーズ”だと言うことでした。 日本でも“衣食足りて礼節を知る”と言うことわざがありますが人は誰でも知識の習得・向上を願うものですが、この長年の経済的プレッシャーがなくなること、時間の余裕があることが、特に大人たちには第一の問題のようですね。ちなみに、中国では子供用の図書館を開設したところ、付き添いの大人たちもたくさん来るようになり大変な盛行なんだそうです。 ところでこのスマホ、イランでも然りです。職場でも、電車・バス・タクシーの中でも、パーティーでの集まりでもスマホを見ている人が多くなりました。最近あるイランの新聞にカルカチュア・風刺画が載っていました。家の中で家族のみんなが居間で集まっているものの皆スマホニに向かっています。一番小さい子供だけがお母さんと遊んでいます。スマホからの電気のライトが各人の顔に当たって夢中になっている様子が映し出されていますが、子供とお母さんの間のライトは愛の光です!
●リスナーより
夢の甲子園出場を目指して、全国各地では、高校野球地方予選の熱戦が続いています。イランでも、高校総体とか全国レベルの高校生の大会はありますか?まもなく、リオデジャネイロ・オリンピックが開幕しますが、スポーツ観戦は大好きです。
●ラジオより
福本:
O・Hさん、お便りありがとうございます。メールを下さったのは7月下旬なんですね。ご紹介が遅くなってしまって申し訳ございません。スポーツ観戦、私も大好きです。さて、鈴木さん、Oさんがお尋ねの全国レベルの高校生のスポーツ大会は?ということですが、如何でしょうか。
鈴木:
そうですね、イランでも全国レベルのスポーツ大会と言うのはありますが、日本の高校野球と言った高校だけの大会と言うのはないかと思います。全国レベルでの小・中・高の学生スポーツ、スチューデント・スポーツ・オリンピアと言うのが教育委員会下であります。あるいはイラン国立体育協会でも同様の大会等が行われています。少し話がそれるかもしれませんが、興味あるのは、イランならではの断食月・ラマザーンの1ヶ月に全国で行われる“ジャーメ・ラマザーン(ラマザーンカップ)・フットサルマッチです。これはラマザーン中に“エフタール”と言われる1日の断食明けの後の時間に屋内で行われるものです。 サッカー好きなイラン人にとってラマザーン・断食月中にもサッカーをしたい、楽しみたい気持ちが良くわかります。
福本:
そうなんですね。スポーツつながりで申し上げますと、イランにも野球協会があるというのはご存知でしたか?今月、テヘランの日本大使館で、イラン野球協会への野球道具寄贈式が行われたそうなんです。イランでは野球はまだまだ市民権が得られていない、といいますか、認知度が低いのですが、ここ数年は日本から指導者を招くなどして、選手の育成などに取り組み始めているんですよね。そして、この寄贈式の中で、イラン野球協会の会長からは「2020年東京オリンピックへ向けた優秀な人材育成」、という目標が示された、ということです。
鈴木:
そうですか。リオ・オリンピックでは男子・バレーボールがイランでは唯一の団体競技への参加でしたが野球は1チーム9人の団体競技ですね。4年後のオリンピックに向け頑張ってほしいですね。
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リオデジャネイロ・オリンピックの観戦疲れに加えて、そろそろ夏の疲れが、という方もいらっしゃるかもしれません。皆様、どうぞお体に気を付けてお過ごし下さい。