12月 26, 2016 18:51 Asia/Tokyo
  • チェッレバルーン・冬至の前夜

イランでは、昔から冬至の日の前夜に特別な儀式が行われています。

この日、ほぼ前の日の夜になりますが、イラン人にとっては大切な日で、昔から一族の年長の家に行き、皆で座って果物や乾燥ナッツを食べる習慣があります。また、婚約したばかりの男性がいる家庭では、みんなで婚約相手の女性の家に、手土産を持って出かけていきます。昔は食べ物を載せたお盆を頭の上に載せて運んでいました。今はかごの中に入れてもって行きます。以前はまだ夜になる前に相手の家に行き、夜中まで楽しむ、という形でしたが、今はその形式も変わっています。男性の家族が持ってくるたくさんのプレゼントに対し、女子の家族もお返しをします。でも、男性が持ち込むプレゼントの方がずっと豪華なものです。時には、新婚生活のための家具だったりします。今年、私のいとこも婚約したばかりで、果物やナッツ、プレゼントを持って家族で相手の女性の家に行き、楽しい夜を過ごしたということです。

2016年12月26日 フーシュファル