ストローの起源
1月 21, 2017 16:32 Asia/Tokyo
ジュースなど飲み物を飲むときに使うストロー、ペルシャ語では「ネイ」と言います。
ネイは葦を意味する単語でもあります。ストローは、古代メソポタミア文明のシュメール人が、製造したビールを飲む際に不純物などを選り分けるために葦を使ったのが最初だと言われています。英語の「ストロー」はわらを意味し、麦わらが使われていたことからそのように呼ばれるようになったようですが、もともとストローなるものは葦だったようです。
ところでペルシャ語のネイは、葦で作った伝統的な縦笛のことでもあります。ストローひとつとって見ても、イランを含む西アジアが文明の発祥地であったことがよくわかりますね。
2017年1月22日 上野
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