イランの魚、北と南
3月 29, 2017 16:26 Asia/Tokyo
先日、大家さんからサブジポロウという香草のピラフと魚のフライをいただきました。このサブジポロウと魚のフライは、ノウルーズによく食べる料理です。
魚のフライは2種類あって、南部のペルシャ湾でとれるソルフーというフエフキダイの一種と、北部のカスピ海で取れるマーヒー・セフィードという、ボラに似た魚です。この2つの魚、テヘラン南部の魚市場のような場所があり、そこで買ってきたとのことでした。値段表を画像で見せてもらったところ、その日、一番高い値段がつけられていたのはペルシャ湾産のハムールという、日本で言うところのハタの一種でした。湾岸諸国で刺身を食べたことがありますが、白身の上品な味でした。当然、この2種類の魚のフライも、それぞれに特色があっておいしかったです。とはいえ、どちらかというとペルシャ湾のフエフキダイが好みなのは、私が海の魚になじんでいる日本人だからでしょうか。
2017年3月29日 北川