7月 02, 2017 15:13 Asia/Tokyo
  • 友人を見つける技術

友人を見つける技術は、アイデンティティを形成し、自分の身の周りの環境と効果的な社会関係を作るための基盤と見なされます。今回は、このテーマについてお話することにいたしましょう。

人生で成功を収めるには、生きるための技術を習得する必要があります。この技術を習得することにより、必要とするものを正しく論理的な方法で満たし、問題を解消することができます。友人を見つけ、信頼できる貴重な友人関係を築くことは、私たちが人生で成功を収めるための助けとなります。

人間は、善良な友人と一緒にいることで、社会的な孤立から抜け出し、社会的な関係を経験します。そして、他人も自分と同じように独自の悩みを抱え、それを解決するために論理的な方法を見出そうと努力していることに気づきます。さらに、こうした友人関係において、他人の考え方を受け入れ、自らの言動をコントロールすることを学ぶのです。これらはすべて、社会性や情緒の成長の源となり、その人が真の友人となることにつながるのです。

真の友人とは、人生における喜びや悲しみ、よいとき、悪いときにおいて、仲間を1人にしておかず、常に支え、より所となる人を意味します。

友人とは、精神的な結びつきであり、思考や行動において近づく存在だと言えます。友人関係にある人々は、助け合いにより人生の歩みを進めていきます。このため、友人を見つける技は、アイデンティティを形成し、周りの環境とのよい社会関係を築く最初の土台と言われています。

正しい友人の選択や友人を見出す正しい方法を習得することは、精神面での健康を識別する重要な指標の1つとされています。社会学や心理学の多数の専門家によれば、友人の存在は人間の土台の形成と完成に重要な要素であり、これは幼少期や青少年期において重要とされています。

 

言うまでもなく、青少年期は人生で最も喜びにあふれた最高の時期と言えます。この時期に善良な友人と過ごし、彼らと健康的な行き来をすることは喜びをもたらし、疲労や憂鬱な気分を解消するとともに、悲しみをも癒してくれます。さらに、経験豊かでより分別のある友人と付き合うことは、物質的、精神的な成長につながります。

しかし、時には友人関係は物質的な利益や利己的な欲望、一時的な感情による場合もあります。この場合、好ましくない友人関係により、堕落する可能性があります。

それでは、善良な友人を見つけるにはどうしたらよいのでしょうか。ここからは、友人を選ぶ際の基準について考えていくことにいたしましょう。

イスラムの聖典コーランの見解では、人格の基準はその人の信ずるものと直接関係しているとされています。信仰心を持っていない人の人格は、親密になるなどの価値はないと思われます。これについて、コーラン第60章、アル・ムムタヒナ章、「試問される女」第1節では次のように述べられています。

”信仰心に目覚めた人々よ。我の敵、またあなた方の敵を友としてはならない。あなた方に与えられた真理を拒否しているにもかかわらず、あなた方は彼らに友情を示している”

コーランは、友人関係が人格に及ぼす大きな影響に注目し、全ての人々に対し、正しい基準にのっとり、宗教的な動機や認識にそって友人を選ぶよう求めています。それは、長続きする友人関係とは信仰心ある人々との友情であり、それは現世と来世にまたがるものだからです。コーランはこの点について、最後の審判の日には敬虔な人々以外は、友人関係にある人全員が敵になると述べています。

 

そもそも、友人関係に必要な条件は、互いに仕事や業務などにおいて助けることです。この支援は、神が満足しないものであれば、事実上相手の不幸や逸脱を助長したことになります。このため、コーランは最後の審判の日における不信心者の行く末を指摘し、友人の選択を誤ったことを悔やむとして、第25章、アル・フォルガーン章、「識別」第27節から29節において次のように述べています。

”その日、不信心者は自らの手を噛み、つぶやくであろう。「ああ、私がもし神の預言者とともに、正しい道を歩んでいたならば。我は何たる悪事をはたらいたものか。あのような人間を友としなかったならば。」誠に、彼は訓戒が私のもとに下った後に、我を迷わせたのである。悪魔は希望の光が見えたときに、人間を突き放す”

社会的なコミュニケーションの技術に関しては、様々な方法が提起されています。その1つはよい行いをすることであり、友人関係を強めるとともに、他人をひきつける上で大きな効果があります。

また、初対面の際に、にこやかに接する、手を差し出す、挨拶をすると言ったことも、人間関係作りの下地を整えるものです。コーラン第41章、フォッスィラト章、「解明」第34節では、こうした方法により他人との誠実な関係ができるとし、次のように述べています。

“善と悪は、決して同じではない。悪を善によって追い払うがよい。そうすれば、あなたとその人の間に敵意が存在していたとしても、親しい友人のようになる”

また、贈り物をすることも、友情関係を強める上で重要な要素の1つで、怒りや憎しみが払拭されます。このため、宗教の教えでは、友人に贈り物をすることが勧められています。

さらに、これらの技術がそれぞれ重要なものであり、それらを使うことにも注目する必要があります。

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