3月 17, 2016 00:15 Asia/Tokyo

(北川)あさってからイランは新年のノウルーズを迎えます。

繁華街は人であふれ、テヘラン北部のタジュリーシュ広場など行くと、さながら東京のアメ横のような賑わいを感じます。また、交通量も増えており、テヘラン市内だけでなく、地方に里帰りする人たちでもごった返していました。ところで、いまのところ、暑くもなく、寒くもなくといった天候で、市街地でも花が咲いている様子がいたるところで見られますが、福本アナ、このところ目立つ花は、一体なんでしょうか?

(福本)テヘラン市内ですと、ノウルーズを前に市役所の職員が花壇の植替えを一斉に行うんですよね。パンジーやチューリップがメインかと思います。主要道路脇の緑地帯では、ボケ、レンギョウ、黄梅などが花盛りですね。お花ではありませんが、早々と芽吹いた枝垂れ柳が風になびいている様は風情があって良いですね。

(北川)そして、ノウルーズのしたく、整いましたか?私はぜんぜんなのですが。。。

(福本)そうなんですよね、毎年「よし、今年こそ夫の母を見習って早めに準備しよう!」と思うのですが、いつの間にか、お正月が間近に迫っていて大慌て、というのを今年も繰り返してしまいました。ま、そんな我が家のことは置いといて・・・。イランの主婦は、一カ月以上も前から計画を立ててまずは大掃除に臨みます。そしてハフトスィーン、これはお正月の縁起物のお飾りですが、その中心的な存在であるサブゼ・麦の新芽をちょうどお正月に青々となるように育てる、ということをきちんとやっていますね。絨毯やカーテンなどもクリーニング店から戻ってくるのがお正月に間に合うように早めに出しておきますし。それから、年始回りのお客様をお迎えするためのお菓子やナッツ、果物などを買い整えておくことも大切な準備です。そうそう、金魚もお正月に欠かせないお飾りのひとつなんですよね。

(北川)ところで、ノウルーズで福本さんが楽しみにしていることというのは、一体なんでしょうか?

(福本)普段、顔を合わせることのない、親類、友人知人と会える、というのもありますし、親戚の子どもたちが一年経って、それぞれに成長しているのを見るのも楽しみです。でも何よりもまず、イランの新年は春の訪れと一緒にやってきますよね。そんな自然や人々の華やいだ雰囲気自体を、私は楽しんでいます。とにかくイランの春が私は大好きなので。

(北川)私が楽しみにしているのは、やはり季節の花が見られることでしょうか。東京のようにソメイヨシノが一斉に咲いて一斉に散るというはかなさはなくとも、折々の花が長く見られるのは、うれしいものです。

●リスナーより

IRIBの皆さん、こんばんは!最近、日本ではイランのニュースが増えてきています。今日もローハーニー大統領がイタリアを訪問したことは、日本でもニュースになっていました。イランでは中国の国家主席の訪問が大々的に報じられていましたね。日本の安倍首相のイラン訪問も是非、早期に実現してほしいです。ところで、イランと日本の交流もこれから盛んになるといいのですが、イランの人が好みそうな日本の食べ物とは何ですか?やはり寿司とかなのでしょうか?お好み焼きやたこ焼きも人気があるのかなとおもうのですが、イランでも売られていますか?

●ラジオより

(北川)現在、さまざまな要人が訪問し、日本の安倍首相も訪問予定、というニュースも流れましたが、今後経済などをめぐってさらに外国との交流が盛んになりそうですが、福本アナ、イラン人に受けのいい日本の食べ物とは、ずばり、なんでしょうか。

(福本)天ぷらに代表される揚げ物の類はお好きですよね。和食、というわけではありませんが焼肉やチキンカツは皆さん、お好きですね。お寿司は、生のお魚を使った握り寿司は駄目だけれど太巻き寿司は大丈夫、とおっしゃる方が多いです。でもあの真っ黒い海苔の見た目や磯の香りが苦手な方もいらっしゃいますね。お好み焼きはマヨネーズやソースをかけるので美味しく召し上がっていただけるかもしれません。それから評判が良いのが、日本製のサラダドレッシングなんですよ。

(北川)マヨネーズは好きな方多いですよね。お好み焼きはアジア諸国でも受けがいいという話を聞いたことがあります。イランの人々も好きかもしれません。

● リスナーより

IRIBラジオ日本語の皆様、いかがお過ごしでしょうか。杉の花粉がとび始めました。この時期杉の花粉がとばない国がうらやましいです。

● ラジオより

こちらの原稿を用意している本日、SNSで友人からスギ花粉が非常に多いという知らせを受けておりました。イランも大気汚染で、という話は良く聞きますし、東部のほうにも杉が植えられている小さな山があるのですが、日本と比べて、花粉症に苦しむ人は少ないように思われます。お花に詳しい福本アナ、こちらではそういった花粉症になるような、花粉の飛散についてお聞きになったことがありますか?そもそも、イランでアレルギーはあっても、花粉症のような半ば国民病ともいえる大きなアレルギー、ないですよね。

(福本)そう、大気汚染のほうが深刻ですよね。でも、テヘランにも杉の木の仲間は、何もお山に限らず、ご近所の公園にも結構植えられていて、私の周りでは春先、鼻水や目のかゆみに悩まされている方もそれなりにいるんですよ。

(北川)そうなんですね。近隣の方で花粉症に苦しんでいる方もいらっしゃるんですね。知りませんでした。

インタビューコーナー:

今回お届けするのは、桜井真樹子さんのインタビューです。桜井さんは、日本の天台声明を女性として始めて取得するだけでなく、平安時代の女性の歌舞「白拍子」を復元し、活躍しています。そのほか、能の分野でも活動しており、「マンハッタン翁」、「岸辺の大臣」などのオリジナルの創作能を上演するという経歴を持っています。桜井さんは最近、ペルシャ文学に興味をもたれており、中世の神秘主義ペルシャ語詩人ファリードウッディーン・アッタールの『鳥の言葉』を複数回にわたり、演目として上演しました。今回、日本の伝統芸能とペルシャ語文学の融合を試みる桜井さんに、話を伺うことができました。それでは、桜井さんのインタビューをお届けすることにしましょう。なお、インタビューの中で出てくる白鶴美術館は、神戸の灘区にある美術館で、貴重なペルシャ絨毯のコレクションを持っています。

●リスナーより

夜の12040KHZは受信できています。3月4日報道予定の金曜広場のインタビューを17日に電話で受けました。国際電話もあまり距離を感じずに応答できました。衛星回線ではなくなっているのでしょうか。皆さんは国際電話をよくお使いと思われますが、イランの国際電話で日本と違ったところはありますか。

● ラジオより

(北川)イランの国際電話ですが、一見すると得に日本のそれと違いはないようです。あえて言えば、契約にもよると思われるのですが、日本に比べるとイランの通話料はさほど高くないといえるでしょう。昔40分近く長電話したのにもかかわらず、想定していたほど高い料金をとられることはありませんでした。しかし、海外で使用できるイランのSIMカードで、イラン国外からイラン国外の友人に電話した際は、ちょっとビックリするような請求が来ました。私がうかつだったのですが。

ちなみに昨今では、イランでも携帯アプリを使用して海外にいる家族や友人と連絡をとることが多いようです。私も知り合いのイラン人も、ドイツにいる息子と連絡をとる際は、毎回スカイプを使っているということです。

ところで福本アナは日本に連絡する際、どのような手段を取っていますか。

(福本) 私はもっぱら、Eメールと国際電話です。緊急性のあるときや直接声を聴きたいときなどは電話を掛けていますが、八割がたEメールでしょうか。夫が海外の友人知人に電話をかける時は、たいていスマートフォンのアプリを使っての通話ですね。方や私は、スマホそのものを持っていませんし、携帯電話もほとんど電源をオフにしているので、夫から「何のために持っているの?」と苦情を言われております。

(北川)最近は街中でデータ通信しても通信速度は良好なところが多いですから、テヘランにおけるスマホの利便性は増すと思います。便利は便利ですね。

音楽コーナー:

今週はノウルーズ間近、ということで、ノウルーズにちなんだ音楽をお届けします。イラン中部の遊牧民・バフティヤーリー族の新年を祝う曲です。これはチャルメラに似たソルナーという吹奏楽器と、ドホルという大きな太鼓を使って演奏されています。それでは、イラン中部に住むバフティヤーリー族のノウルーズ到来を祝う音楽です。

● リスナーより

放送スタッフの皆さんこんにちは。イランのテレビ放送にはサッカー専門のチャンネルはありますか。

● ラジオより

(北川)サッカー専門のチャンネルはありませんが、サッカーの試合を放送するチャンネルは、若者向け番組やスポーツ番組を放送する第3チャンネル、そしてIRIBのスポーツ専用チャンネルとなっています。スポーツチャンネルという枠で放送されています。

イラン暦の今年は大変お世話になりました。イラン暦の新年も、どうぞよろしくお願いいたします。