2016年 4月29日(福本・鈴木)【音声】
今週の金曜広場もお楽しみください。
●リスナーより
鈴木アナが、テヘランーイスファハーンーシーラーズ間に超特急が走る計画があることを書かれていましたが、日本の新幹線技術は世界でもトップレベルにあるので、ぜひこの計画に日本の技術が採用されればと思いました。
●ラジオより
福本: この時のラジオ日誌では鈴木アナが、「いつかイランのお正月休暇に、イランの新幹線に乗って旅行できるかも、と期待しています」って、書いていらしたのですよね。このテヘラン、イスファハーン、シーラーズを結ぶ超特急、距離にしたら1千キロ近くを走るのかしら。日本での距離に置き換えると東京から九州の福岡あたりまでに相当するのでしょうか。このイランの超特急計画は現在、どの程度実現性があるものなのでしょうね。何かご存知ですか?
鈴木: 実現性ということでは、しばらく前にイランの道路交通・都市開発省による入札が行われたとのことですから実現はする事と思います。是非実現して欲しいですね。Oさんがお書きのように日本の新幹線技術は世界でトップレベルですから私もぜひ、日本が採用されれば良いとおもうのですが。巷の話ではやはり中国がその安価の力で、日本にかなりの差をつけているだろうといわれています。中国は入札で3分の1の建設費をそして完成期間も短時間を打って出すだろうと言われています。とにかく政府の公共事業であるこの種の問題は最終決定するまで極秘ですから全て憶測です。現在のところなんとも言えません。
福本: 極秘、そういうものなのですね。ところで、私は、これまでイラン国内で列車の旅というのは経験がないのですが、鈴木アナはいかがですか?
鈴木: 私も旅行はほとんど車で行きますが、以前フーゼスターン州の州都アフヴァーズに住んでいた頃は汽車を何度か利用しました。アフヴァーズはテヘランから南西約1000キロにあるイランでもっとも重要な石油工業地帯のひとつです。テヘランーアフヴァーズはテヘランーマシュハドのように特急のサービスがないので午後4時ごろ出発し、翌朝に到着するという一晩がかりの旅でした。夜行列車のコンパートメントのハンガーにかけていた主人のズボンが窓から飛ばされてしまったり、小学生だった息子が上段のベットから落ちたり、前日に大量の魚を買い汽車に持ち込んだものの冷凍が不十分だった為、水が漏れてたいへんな思いをしたことがありました。今では3段ベットだけでなく2段ベットのコンパートメントもあり、またレストラン車だけでなく医者や警備員も乗車していて乗客の安全な旅に当たっているということです。それにしても、テヘランーアフヴァーズ間は困難な山岳地帯を通らなければならないので特急・超特急の列車の敷設は当分は不可能かもしれません。これも日本の技術でどうにかならないでしょうか。
福本: 山岳地帯ということはトンネルを掘らなければならないのでしょうか。イランにしろ、他の国が手がけるにしろ、いずれにしても大変そうですね。
●リスナーより
ベランダのパクチーが花芽を持ちはじめました。今年の冬は暖かく、冬なのにこんなに伸びるのか、50センチ以上にもなって驚きましたが、もう花を咲かそうとしていたなんて。花が咲いたら枯れてしまうので、もう少し長持ちさせるために花芽を摘んでいます。
●ラジオより
福本: S・Mさん、お便りありがとうございます。このメールの日付は3月9日のものでして、ご紹介するのがすっかり遅くなってしまいました。申し訳ございません。さて、Sさんはパクチーを栽培なさっているそうですが、このパクチー、別名コリアンダーとも言いますね。中華料理やタイ料理などエスニック料理ではお馴染みの香草です。
鈴木: そうですね。パクチーはイランではギシュニーズと呼ばれています。そしてサブズィホルダン、つまりパセリやディル、ニラ、バジル、ラディッシュなどと並んで、香草・ハーブ類の盛り合わせでイランでは毎日の食卓に欠かせない野菜サラダですね。それに魚料理にも欠かせない香草です。ペルシャ湾に近いイラン南部の郷土料理で“ガリエ・マヒー”といわれる魚のシチューに使う野菜はこのギシュニーズがメインとなります。たぶんこの香草が持つ独特な強い香りが魚の生臭さを消してくれるからかも知れません。パクチーというのはタイ語のようですが、私のタイ人の友人はギシュニーズの根をスープに使っていました。ハーブ・ティ-としていただく人もいます。
福本: 丸ごと使えて、無駄がないのですね。ところでこのパクチー、私はこの独特の香りが苦手で、夫が「体に良いから」と言ってせっせと買ってきてくれても、いつも脇にのけてしまっていたんです。でも、どうやらパクチーはビタミン、ミネラル豊富、おまけにデトックス効果もあるそうなんですね。それで最近は積極的にいただくようにしています。
鈴木: 人間は見た目がよく、食べやすいもの、美味しいものを選んで食べがちですがご主人の仰るように、植物というものはほとんどが薬用植物で身体にいいものなんですね。
【今週のインタビューコーナー】
昨年からご家族でイランでの生活をスタートなさった福嶋真智子さんにお話を伺いました。
●リスナーより
貴局のリニューアルされたインターネットサイトにアクセスしてみました。写真などがこれまでより大きくなり、動画などをたくさん見られるようになっており、このサイトの新たな可能性を感じさせるものになっていますね。これまで通り、短波の受信と併せて、このサイトにアクセスしていきたいと思います。
福本: O・Kさん、ありがとうございます。インターネットサイトが新しくなってから、既に2ヶ月近くになるでしょうか?その間に、ラジオ日本語では、開局から16年以上に渡ってお届けしてきた夜の短波生放送が廃止になったり、メールアドレスの不具合でリスナーからのメールが届かない、という状態が続いたり、リスナーの皆様には色々とご心配、ご迷惑をお掛けしました。申し訳ございません。でもお待たせしました。ラジオ日本語の新しいメールアドレス、先週からご案内していますが、まだご存知ない方のためにあらためてお知らせしておきましょう。
japanese@parstoday.comです。
鈴木: なお、新しいパールストゥディのサイトでは、ニュースが、国際、イラン、中東、日本とカテゴリーに分かれて検索しやすくなったほか、ギャラリーでは写真、音声、動画で情報をお届けしています。また、コーランを第一章から順にひもといていく番組「光の彼方への旅立ち」はテキストバージョンと音声バージョンの両方でお楽しみいただけます。ラジオ日本語では皆様からのたくさんのコメントをお待ちしています。合わせてフェイスブックへのアクセスもお待ちしております。ラジオ日本語のインターネットサイト、アドレスはparstoday.com/ja です。
●リスナーより
IRIBの中で見かける野鳥にはどのようなものがいますか?
●ラジオより
福本: 敷地内を移動するのに自転車やバスが使用されるほど広いIRIBですが、全体がまるで公園のような造りで、林あり、谷あり、坂道があり、様々な木々の並木道があり、芝生が広がり、花壇がしつらえられている、そんな素晴らしい環境ですから、当然鳥たちもたくさんいるのですが、さて、カラスやスズメも野鳥と言っていいのでしたっけ?
鈴木: カラス、スズメ は完全に自由で、野生化しているという意味では野鳥といってもいいかも知れませんね。それに鳩は家禽化されているので野鳥といって良いかわかりませんが何種類かの鳩がいますね。名前はわかりませんが、小さくて茶色の鳩、大型では灰色のと、茶色のが居ます。白いのは愛玩用の鳩でしょうか。それにテヘランの公園などには“ボルボル・ナヘホルマ”と呼ばれる野性のナイチンゲールが見られます。体は黒や灰色で顔の横が白く、名前のようにホルマ、つまりナツメヤシを食用とします。また野生化したオウムも見られます。ラジオ日本語の翻訳担当のジャディディ・スタッフは窓際にお昼のご飯などをあげていて鳩が餌をつついたり休んでいるのがいつも見られます。
福本: あれはなかなかほのぼのとした風景ですよね。今思い出しましたが、今はツバメも飛び交っているのを見かけますし、セキレイもいるんですよね。尾羽をツンツンさせて、芝生の上を滑るように走っていく姿は本当に愛らしいです。
さて、日本の皆様は今日からゴールデンウィークのスタートですね。間もなく風薫る5月の到来です。そうした中で九州熊本、大分で地震の被害にあわれた皆様には一日も早く、元の生活に戻れますように。
鈴木: 本当にそうですね、イランからもお祈りしています。