May 26, 2016 20:26 Asia/Tokyo

今週の金曜広場もお楽しみください。


●リスナーより


スタッフの皆様、お元気のことと存じます。ゴールデンウィークも終わり、こよみのうえでは立夏も過ぎました。田んぼではカエルたちの大合唱です。私もこの4月29日で正式に満80歳の年を迎えました。俗に言う傘寿ということです。私の80歳を祝って娘夫婦とその子供2人が、妻と私を福井県の山城温泉へ車2台で連れて行ってくれることになりました。


(北川)日本の田んぼではカエルの大合唱、ということで、テヘランに水田がないことから、カエルの声を聞くことはないのですが、このところ、気温は30度台半ばまで上がる日もあって、まさにテヘランの初夏、といったところなのですが、テヘランでこの季節ならでは、といったものは、何か思いつきますか?


(芝田)そうですね。。。この季節は、テヘランの各地にある公園が、昼間はとても空いていて、夜になると多くの人でにぎわうようになりますね。この光景を見ると、あー、暑い季節が来たのだな、と感じます。先日は夜の10時ごろに公園のそばを通ったのですが、まるで学校の校庭かと思われるような子供たちの声が中から聞こえてきました。こんなに遅い時間まで、元気に遊んでいるのだなーと思いました。


(北川)近年、この季節、雨の日が多いような気がします。とくに6月上旬までは、2年前には大規模な砂嵐も発生しました。


(芝田)そうですよね。夕立も多いです。今週も何日か、夜になると雷が鳴って、雨がざーっと降るという日がありました。夕立のときは、びしょぬれになったバイクの人たちが、高速道路の高架下に避難する姿が見られます。あれは本当に突然くるので、危ないですよね。


(北川)また、スタッフ一同、皆様が末永くお元気に過ごされることを心より願っております。可能でしたら、何かしら近況などお便りいただけるとうれしいです。


さて、4月からの本放送の短波放送の配信廃止に関して、リスナーの皆様から「残念だ」というお便りをいただいております。


●リスナーより


こちら日本の首都圏では新緑が香る初夏らしい季節になってきました。早いもので昨年にイランを旅行してIRIBを訪問してから1年が過ぎようとしています。IRIBラジオ日本語放送訪問時には局の見学ばかりでなくスタジオでの特別番組の収録をしてその肉声がオンエアされたことは、私のBCLライフでも貴重な経験となりました。今季からは本放送はインターネット放送とモバイルアプリ中心とした配信になり、短波は朝の再放送のみとなりましたが、これも短波が情報伝達手段としての役割を終え、過去のものとなってしまったからではないかと感じ、ノスタルジーな気分に浸ることもあります。しかし放送を受信するという古きよき伝統を維持しながら、短波放送受信という趣味が普及していくことを心から望んでいる次第です。是非、中東で唯一の日本語による短波放送を継続していただきたいと願っています。


●ラジオより


日本では過去のBCLブームもあり、短波放送でクリアに受信したい、というリスナーの皆様なお声、たくさんいただいています。今季、短波放送がなぜ廃止になったのか、いつ復活するかについては、なんとも申し上げることはできませんが、このような皆様の要望は、上を通じて担当者に伝えております。


一方で、BCLを再開され、再放送を聴取されたかたからもお便りが寄せられています。


   リスナーより


IRIBラジオ日本語のスタッフの皆様こんにちは。30年前に夢中でやっていたBCLを最近またはじめました。日本では、中東のニュースはあまり聞けないので、この放送は大変貴重です。短波放送は電波状態にも左右されますが、インターネット放送はクリアな音質でたのしめます。今後も、テヘランから最新の話題を届けてくださるようお願いします。


   ラジオより


IRIBラジオ日本語の売りのひとつは、日本ではあまり伝えられることのない中東のニュースをお伝えすることにあると思っています。どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。


 


音楽コーナー


(北川)今週はクルド系イラン人のハープ奏者、ターラー・ジャフ、ネイ奏者ファルズィン・ラホールプール、打楽器奏者ソマーイェ・アッバースィーによる、イラン西部のホウラーマーンという地域の歌をテーマとして、ホウラーマーニーです。


●リスナーより


IRIBラジオ日本語の皆様、いかがお過ごしでしょうか?イランでも日本と同じような国や企業の保険制度があるのでしょうか?歯科医、近所に何件もありますが、評判のよい歯科医は予約がとりにくく、1本直すのに半年かかったことがあります。毎週予約が取れるところであれば、長くても3ヶ月くらいで治療が終わるのですが、隔週でしか予約が取れないところは、大変な思いがしました。


●ラジオより


(北川)日本の健康保険はほかの国に比べて、非常に対象範囲が広いと聞いたことがあります。イランでも、鈴木アナに聞いてみたところ、保険に加入すれば、歯に関しては保険の適応内ということですし、会社も保険を適用しているところもあるようです。ただし、保険に関しては指定の病院にいくことが条件だったりします。さて、芝田アナ、歯医者、実はなかなか予約が取れないことがありますよね。


(芝田)そうですね。私も以前、歯の治療をしたかったのですが、知り合いに評判の歯医者さんを紹介してもらうと、それらがどこも、予約でいっぱいですぐに治療ができなかったことがありました。保険に関しても、指定の病院に行かなければならず、そういった病院も予約でいっぱいです。


(北川)ただ、イランの歯科医は、日本に比べて格段に治療に関する所要日数が少なくてすむ、という利点もありますよね。私は前回の帰国で、ほぼ毎日歯科医に通ったのですが、それでも治療途中で放棄せざるを得ず、次回の帰国時には必ず同じ歯科医に通わなければならないようです。


   リスナーより


バザールで蚕が売っているとか。一緒に桑の葉も売っているのでしょうか?それとも、イランでは、桑の葉はどこにでもあるものなのでしょうか?


   ラジオより


(北川)テヘランでは、桑の葉はいたるところにあります。私も小学生の頃、蚕を飼ったことがありますが、桑の葉を取ってくるのに、毎朝、歩いて20分かかる桑畑まで行って、蚕の幼虫が食べられそうなやわらかい葉を拝借していましたが、テヘランでは街路樹としても桑の木が植わっているので、そこまでの手間は必要としません。また、この時期、桑の木が実をつけるので、道行く人が実を食べているのも見かけます。芝田アナ、この時期になると白い桑の実が良く売られていますが。あれ、本当に甘いですよね。


(芝田)確かに本当においしいです。あの道を行く人が、桑の木を見つけては普通に食べている姿は、初めて見たときは驚きました。おいしいのか、一口食べるとやめられない、といった様子です。先日、イラン南部のシーラーズという都市に行ったとき、赤紫色の桑の実が売っているのを見たのですが、テヘランで売っているものの3倍くらいの大きさでした。甘酸っぱくておいしかったです。私は乾燥させた桑の実も好きで、日本へのお土産にも買っていきます。


(北川)また、桑は木材としても優秀で、特にイランでは楽器に使われます。ただ、楽器に使う桑は50年から100年など、それなりに樹齢を経たものでないと使えないので、現在、こういった桑材は少なくなり、値段がとても高くなっているという話を聞きます。


(芝田)そうなんですね。そういえばイランにはくるみの木もありますが、胡桃についても同じような話を聞いたことがあります。こちらは、バックギャモン、ペルシャ語ではタフテと呼ばれるゲームですが、そのゲーム版に胡桃の木が使われているそうで、樹齢が高いものほど、高価になるということです。


 


(インタビューコーナー)


今週は日本人の打楽器奏者として、イランの音楽グループ・ラアナーイー・ファミリーとともにフランスで公演を行った武田歩さんのインタビューの続きをお届けします。