Pars Today
この番組では、モスクの果たす様々な機能についてお話するとともに、世界各地にある主要なモスクについてご紹介してまいります。
前回は、イラン各地のモハッラム月の習慣についてお話し、カルバラの悲劇を吟唱するロウゼハーニーとアラムと呼ばれる飾りを持って道を練り歩くダステギャルダーニーという2つの儀式についてお話しました。今回はこの続きです。
今回もイラン人の文化におけるモスクの地位についてお話しすることにいたしましょう。
今回はイラン人の文化におけるモスクの地位についてお話しすることにいたしましょう。
今回の物語は、イスラムの預言者ムハンマドの時代に起きた出来事つまり礼拝の方向の変更について語っています。
モスクは精神的、教育的な導きといった機能があると述べました。この導きは、集団礼拝の導師であるイマームの精神的な導きによって、秩序だったものとなります。
以前、モスクはイスラム共同体の団結の場であるとお伝えしました。この団結の維持には、宗教的な目標の達成が必要となります。コーランは明確に、人々に対して団結するよう命じており、モスクはこの命が行われるうえでの最もよい、神聖な場所です。一方で、この重要な目的の達成に向けて、礼拝する人々を助けるのは、集団礼拝の導師・イマームの役割です。
今回はまず、モスクの社会的な機能の1つである、イスラム教徒の同調や団結の促進についてお話しし、後半では、アフリカで初めて礼拝の合図を流したチュニジアにあるケルアン大モスクをご紹介してまいりましょう。
今夜は、モスクが持つ経済面での機能について考えるとともに、イエメンにあるモスクの一部についてご紹介することにいたしましょう。