Pars Today
イスラム教の聖典・コーランの見方では、この世はすべての存在が正義にもとづき、不正義の場所は存在しません。また、歴史上の預言者たちの目的のひとつも正義の実現でした。正当な場に存在するもの、権利を有するものに対しては、正義が実現されなければなりません。
「祈り(祈祷)」は一種の宗教的行為や神への服従、神の僕たることであり、それを通して人間は神の本質に新たな注意を向けることになります。あらゆる宗教的行為が教育上の効果を持つのと同様に、「祈り」にもそのような効果があります。
アーサーディー競技場でテヘラン市民10万人を前にしたパレスチナ・イスラム聖戦運動のナハレ事務局長は 「コーランの助けにより抵抗の現場に参加しているパレスチナ市民は、イランの支援のおかげで勝利するだろう」と述べました。
神が遣わした預言者たちは様々な困難を抱えていましたが、全体で見れば、人間をより高みに導くうえで大きな役割を果たしました。
人類はその歴史上、常に自らの必要を満たすべく努力してきました。それは、人間が生まれつき何かを必要とする生き物だからです。しかし、それには必要なものを見誤ったり、必要に対して間違った回答を選んだりする危険性も付きまといます。
イランのコルアーン解釈学者であるモハンマドアリー・アンサーリー氏は、「この世での人間の命が永遠でないのは、神の流儀だ」と語ります。
イラン・イスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、「コーランは神による芸術である。大きな価値のある行為であるその朗読の基本目的は、コーランの意味とその中にあるメッセージを人々や社会に伝え、コーランの内容について熟考する下地を作ることにある」と述べました。
パレスチナ人ジャーナリストのラビー・アブー・ナキーラ(Rabi Abu Naqira)氏がインスタグラムにて、戦争という苦境の中でイスラムの聖典コーランを暗記しようとする同国南部ラファの子供たちの努力を称賛しました。
イスラム教に改宗した韓国人歌手ジェイ・キムさんが、イランのテレビ番組に出演しました。
イラン・イスラム革命最高指導者のアリー・ハーメネイー師は、パレスチナ・ガザ問題をイスラム世界の重要課題だとし、「ガザ地区の住民と抵抗勢力を支持・支援することはイスラムの聖典コーランに定められた責務である」と語りました。