Pars Today
偉人や賢者は、未来の人々にとって、人生の教訓となるよう、生涯の中で身につけてきた経験や知識を、説教や遺言などの形で言葉、あるいは文字にしています。
今回は、シーア派初代イマーム、アリーの生誕日に際し、この人物についてお話しましょう。
2022年7月18日月曜は、イスラム暦1443年ゼルハッジャ月18日に当たり、イスラムの一大祝祭の1つである「ガディール・ホムの祝祭」とされています。
イラン全国で、シーア派初代イマーム、アリーの殉教を追悼する儀式が行われています。
西暦661年に当たるイスラム暦40年ラマザーン月21日、イスラムの預言者ムハンマドの後継者で、預言者の一門でもあるシーア派初代イマーム・アリーが殉教しました。
シーア派初代イマーム・アリーの生誕日を迎え、イラン北東部の聖地マシュハド市が喜びに沸きかえっています。
西暦632年、預言者ムハンマドはハッジ・メッカ巡礼の実施を宣言し、誰でも可能なものはメッカ巡礼に参加するよう呼びかけました。
イラン全国で、シーア派初代イマームアリーの指導性が預言者ムハンマドの後継者として宣言された、ガディールホムの祝祭が実施されています。
シーア派初代イマーム・アリーの殉教記念日にあたり、イラン全国の人々が各種の追悼儀式への参加により、喪に服しています。
イスラム暦ラジャブ月13、及びシーア派初代イマーム・アリーの生誕日に当たる25日木曜、テヘラン南方の聖地ゴムにあるマアスーメ聖廟内で、コロナ対策の衛生プロトコルを守る中、同イマームの生誕日を祝う式典が実施されました。