Pars Today
バイデン米大統領の西アジア訪問が終了しました。この訪問の最大の成果は、訪問先の1つ・サウジアラビアのムハンマド皇太子の位置づけを、同国の権力構造や地域において復活させたことです。
サウジアラビアの政治の実権を掌握しているムハンマド皇太子が、バイデン米大統領との会談において、「アメリカは、イラク戦争を初めとした多くの過ちを犯してきた」と語りました。
13の国際人権団体が、バイデン米大統領の間近に迫るサウジアラビア訪問を、サウジ皇太子の弾圧政策を支持する行動として批判しています。
アメリカのバイデン大統領が人権侵害歴のあるサウジアラビアへの訪問を計画していることが、同国内で批判を呼んでいます。
イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が、「サウジの高位関係者によるイランとの関係についての発言は、同国にわが国との二国関係再構築に向けた意志を持つことを示す」と述べました。
サウジアラビアのムハンマド皇太子が、新たな発言の中でイランとの善隣関係を強調しました。
米紙ウォールストリート・ジャーナルが、サウジアラビアでの投資が大幅に削減されたことで、同国のムハンマド皇太子が痛恨の打撃を受けたと報じました。
人権擁護活動のために娘とともに3年前から拘束されていたサウジアラビアのバスマ・ビント・サウード王女が、裁判なしで釈放されました。
英ガーディアン紙は、2018年に在トルコ・サウジアラビア総領事館で反体制派ジャーナリスト・カショギ氏を殺害した実行犯らがサウジアラビアの首都リヤド市内で潜伏している場所をスクープしました。
複数のメディアが、イエメン軍によりサウジアラビアのムハンマド皇太子の滞在場所が空爆されたことを伝えました。