Pars Today
各メディアが、OPCEC加盟国とロシアなど他の産油国で構成されるOPECプラスで、日量産油量の段階的増加にむけた自国の生産割り当てを巡り、サウジアラビアとUAEアラブ首長国連邦の対立が続いていると伝えています。
世界の主要産油国が生産量調整の合意に到らなかったことを受けて、石油価格がこの3年間で最高となる値を付けました。
石油輸出国機構(OPEC)加盟国および非加盟の主要産油国の石油・エネルギー担当大臣が出席するOPECプラス第18回会合は、3日土曜未明に結論に至らず閉会し、6日火曜に再開される予定でしたが、意見の調整がつかず再延期となりました。
世界有数のエネルギー取引会社であるヴィトールグループが、石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟国で構成する「OPECプラス」がどのような決断を下しても、世界の原油需要の一部しか確保されないと思われる。これゆえ、原油価格はさらに上昇する」との予測を示しました。
イランのザンゲネ石油大臣は、OPEC加盟国にロシアやメキシコなどの非加盟主要産油国10カ国を加えたOPECプラスの決定が、石油輸出増加に関するイランの意向に影響しないことを強調し、「制裁が解除されたときはいつでも、我々は最短期間で石油市場に復帰するだろう」と語りました。
IEA国際エネルギー機関が、「石油の世界的需要が来年末までに新型コロナウイルスのパンデミック以前の状態へ戻ろうとしている中で、世界はOPECプラスによるさらなる産油を必要としている」としました。
OPEC石油輸出国機構にロシアなど非加盟産油国を加えた「OPECプラス」が第17回閣僚級会合にて、現在行う産油量の段階的な増量継続を強調しました。
OPEC石油輸出国機構加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」は、予定を1日前倒して27日火曜、JMMC共同閣僚監視委員会の会合を開催します。
OPEC石油輸出国機構とそれ以外の産油国が構成する「OPECプラス」が、現在の減産規模の4月への繰り越すを検討しています。
石油輸出国機構(OPEC)加盟13カ国の1月の産油量が、日量2575万バレルと前月から16万バレル増加したことがロイターの集計で分かりました。